カフカの「変身」は有名ですが、かなりおもしろいです。

有名な小説なので、知っている人も多いかと思います。

カフカの作品の中ではわかりやすいです。

朝目が覚めたら、虫になっていた男の人のお話です。まず虫になってしまったので、ベッドから起き上がれない事の描写が細かく書かれています。

その後、家族が彼を見て驚きと困惑があり、彼は家族の生計を立てていたので、生活の心配をしたりしますが、何故彼が虫になってしまったかという事には全然ふれません。

そして家族でも虫になってしまった彼に嫌悪感を感じてしまいます。たぶんゴキブリみたいな虫なんだろうと思います。

虫になってしまったっていうのは単なる象徴であって、例えば引き籠りになってしまうとか、家族にとってお荷物的な存在になる事を表しているんだと思います。

その時に家族の一人一人がどんな反応をするか、どうやって生きていくかという事を描いているんじゃないかと思います。

いくら家族であっても、皆自分が一番大事なんだというストーリーです。

最後に虫になってしまった男の人は干からびて死んでしまいます。その後の彼の妹の態度が明るく楽しく描かれていました。

読んだ時、少しショックでしたが、これが真実だと思いました。少しは悲しそうな感じもありましたけど。