”テンペスト”という題の本が最近では面白かったです

最近友人に進められて読んでみた小説です。

作者が沖縄の人で今まで読んだことのない新鮮な思いで読んでみました。初めはあまり乗り気にならなかったのですが、読んで行くうちにだんだん面白くなりました。

この沖縄方面のことはあまり知らなかったのですが、この本を読んで改めて沖縄の時代を知り、関心を持ち始めました。小さな島の話かと思いきや後の方ではスケールの大きな話になって余計に面白くなりました。

しかも沖縄の宮殿の話で、宦官のことが出てくるし、宮中の女性の話、今の今まで知らなかったことが余すところなく出てきて、沖縄にもこんなところがあったのかと感心しながらも読み切りました。

最後の方ではアメリカやヨーロッパからの侵略にも負けずによく戦ったと感心したり、それに比べて日本本土の武士は、今さらながら島国根性で、視野の狭さ加減に腹が立ったりします。

たまたま私はこの本の少し前に読んだ本に大江戸大恐竜伝という本を読んでいましたので、これも沖縄の方面の話なので被さって余計に面白かったのかもしれません。でも、主人公の真鶴、男名 寧温 の余りにも頭の良いのに感心させられました。

もう一度機会があれば読んでみたくなる小説です。